
安全な塾・予備校には「システム管理者」が必要です
― 外注しているから安心、ではありません ―
各教室長・塾長が
「システムはよく分からない」
「パソコンは業者に任せている」
この状態で、本当に安全と言えるでしょうか。
■ システムに疎い現場は“無防備”です
教育現場ではよく、次の言葉を耳にします。
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「外注しています」
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「管理は業者に任せています」
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「何かあったら連絡します」
一見、安心できそうに聞こえますが、
セキュリティの観点では、非常に危険な状態です。
なぜなら、
現場で異常に気づける人がいない
からです。
■ 「管理してもらっている」=管理されている、ではない
ここが最も重要なポイントです。
セキュリティ管理にはレベルがあります。
ところが多くの塾・予備校では、
その違いが理解されていません。
■ セキュリティ管理のレベルとは
レベル1:最低限の管理(実質ほぼ無防備)
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月1回〜数か月に1回の点検
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OS・ソフトの更新代行
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トラブル時のみ対応
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情報が抜かれても、気づけません。
レベル2:一般的な外注管理(多くの塾がここ)
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年間契約・月額数万円
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障害時の対応
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簡易的なセキュリティ設定
👉
「問題が起きた後」に動く体制です。
予防・監視はほぼ行われません。
レベル3:常時監視・即応レベル(本来必要)
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ファイアウォールのログ監視
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不審通信の検知
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異常時の即時遮断・復旧
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構成の把握と改善
👉
これは**もはや“外注”ではなく“管理者”**です。
■ では、その管理はいくらで行われているのか?
ここで、現実的な話をします。
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月1〜3万円の外注費
→ レベル1〜2 -
月5〜10万円
→ ようやく一部監視 -
常駐または実質管理者レベル
→ 月10万円以上〜
つまり、
「外注しています」と言っても
ほとんどの場合は
本当のセキュリティ管理ではありません。
■ 教育現場に必要なのは「判断できる人」
最大の問題は、
現場に判断できる人がいないことです。
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これは異常なのか?
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今すぐ止めるべき通信か?
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生徒情報に影響があるのか?
これを判断できない場合、
外注に電話をしている間に
被害は拡大します。
■ 「外注しているから大丈夫」は幻想
セキュリティは、
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任せて終わり
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契約して安心
という世界ではありません。
理解している人が内部にいて、
常に状態を把握していること
これがあって、はじめて
外注が「補助」として機能します。
■ まとめ
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教室長・塾長がシステムに疎い場合は特に危険
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外注には管理レベルの差がある
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安価な外注=安心ではない
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判断できる管理者がいなければ、セキュリティは成立しない
教育現場の安全は、
「誰が管理しているか」で決まります。
