OPNsense / pfSense 等の業務用ファイアウォール導入費用ガイド

サイバーセキュリティ

🛡 OPNsense / pfSense 等の業務用ファイアウォール導入費用ガイド

まず結論から言うと、導入費用は大きく3つの要素で構成されます。

  1. ファイアウォール本体(ハードウェア)

  2. 導入・設計・設定費用

  3. 保守・運用費用

それぞれを詳しく見ていきましょう。


① ファイアウォール本体(ハードウェア)

ファイアウォールは「ソフトが無料」でも
ハードウェアは買う必要があります。

用途に応じて性能が変わるため、価格幅が広いです。


💰 小〜中規模事業向け

用途 推奨スペック 目安価格
小規模オフィス 4〜8 ポート、8GB RAM 約 3万〜7万円
中規模オフィス 8〜12 ポート、16GB RAM 約 7万〜15万円
無線 LAN 併用 CPU 高速版搭載 約 10万〜20万円

👉 目安は 3万円〜20万円
→ 小規模(塾・教室・事務所)なら 5〜10万円 が現実的


💰 大規模・教育機関・法人向け

用途 推奨スペック 目安価格
高トラフィック対応 10〜24 ポート、32GB〜64GB RAM 約 20万〜40万円
高可用性構成(HA) 冗長構成 + 予備機 約 40万〜80万円
エンタープライズ級 100+ ポート、専用筐体 約 80万円〜

👉 目安は 20万円〜80万円以上


豆知識:ファイアウォール本体の選び方

指標 目安
接続端末数 5〜20台 → 小規模
VPN(遠隔接続) 必要 → 中〜上級
帯域(通信量) 50Mbps以上 → 中規模
IPv6 や VLAN 必要性 ある → 高めスペック

② 導入・設計・設定費用

ハードを買って終わり、ではありません。
実際に 安全な運用ができる状態にするには、設計と設定が必須です。


💰 自分でやる場合

✔ ソフトも無料
✔ ハード + 自習のみ
追加費用なし(0円〜)

ただし注意:

  • 多くの教育機関や中小企業では
    → 自前で設定が難しいケースが多い


💰 専門業者に依頼する場合

導入サポートを依頼すると以下が発生します。

作業内容 目安費用
基本設定 3〜10万円
VPN 設定 5〜15万円
セキュリティ強化設定 5〜20万円
監査・ログ解析設定 5〜15万円

👉 平均すると
10万円〜40万円程度が一般的です。

※ セキュリティ要件が高い場合は 50万円以上になることもあります。


③ 保守・運用費用

導入して終わりではありません。
継続的な安全性を保つために必要な費用です。


💰 自分で運用する場合

✔ 更新チェック
✔ 定義ファイル更新
✔ バックアップ
✔ 障害対応

0円〜
(ただし時間・労力はかかる)


💰 保守契約を結ぶ場合

専門業者に保守を依頼する場合の目安:

保守内容 月額費用
定期更新 + 監視 1万〜3万円
監視 + 障害対応 3万〜7万円
高度保守 + 24時間対応 7万〜15万円以上

👉 年間ベースでは
10万円〜100万円以上まで幅があります。


📌 トータル費用の目安

場所別 目安総費用
小規模教育施設 15万〜40万円
中規模教室・法人 40万〜100万円
大規模教育機関 80万以上

※ 自力で設定するか、業者に頼むかで費用が大きく変わります。


🧠 なぜ業務用ファイアウォールは価値があるのか?

教育現場では…

✔ 生徒の個人情報
✔ 成績・進路情報
✔ 講師・保護者連絡網
✔ オンライン学習ログ
✔ Wi-Fi 利用の端末群

など、
価値ある情報が大量に流れています。

この情報は
「攻撃者にとって価値が高い」
ため、セキュリティのレベルを上げる価値があります。

✨ まとめ

費用項目 価格帯
ハードウェア 3万円〜80万円以上
設計・設定 0〜50万円以上
保守/運用 0〜100万円/年

つまり、

「安い」ではなく「守られる環境をつくる」費用

と考えるのが正しいです。

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