「通塾なら安全?」──いいえ、そうではありません オンラインでも通塾でも、リスクの本質は同じ

サイバーセキュリティー

🏫「通塾なら安全?」──いいえ、そうではありません

オンラインでも通塾でも、リスクの本質は同じ

前回の記事では、

企業向けファイアウォール水準のセキュリティを反映すると、
塾の月謝は最低でも35,000円以上になる

という現実を説明しました。

すると、必ず出てくるのがこの疑問です。

「じゃあ、通塾型の塾なら安全なのでは?」

結論から言います。

👉 いいえ。通塾でもリスクは変わりません。


🧠 勘違いされやすいポイント

多くの人が、無意識にこう考えています。

  • オンライン=危険

  • 通塾=安全

しかしこれは、
「入口」だけを見て「中身」を見ていない判断です。


🚨 本当のリスクは「塾の中のパソコン」

重要なのはここです。

情報が集まる場所は、
オンラインでも通塾でも「塾のパソコン」

  • 生徒名簿

  • 成績データ

  • 保護者の連絡先

  • 授業記録

  • 請求・決済情報

これらはすべて、
塾のPC・サーバー・ネットワークに集約されています。


💥 もし何が起きるか?

● オンライン塾の場合

→ 外部からの侵入・盗聴・不正アクセス

● 通塾型の塾の場合

塾のPCがウイルス感染・不正侵入

結果は同じです。

情報は、まとめて漏れます。


⚠️ 通塾型塾にありがちな「危険な思い込み」

① 外から見えないから安全

→ ❌ 関係ありません
攻撃はネット経由です。

② 子どもは教室に来ている

→ ❌ 情報はPCにあります。

③ 小さな塾だから狙われない

→ ❌ むしろ狙われやすい
防御が弱いからです。


🔐 実は「通塾型」の方が危険なケースもある

通塾型の塾では、こんな状態が珍しくありません。

  • 市販ルーター1台

  • セキュリティ機器なし

  • PCは共用

  • USB持ち込み自由

  • 更新されていないOS

これはつまり、

「鍵のかかっていない事務所に、
全生徒の個人情報を置いている」

のと同じです。


🧩 結論:リスクは「形式」ではなく「設計」で決まる

観点 オンライン 通塾
情報の集約先 塾のPC・サーバー 塾のPC・サーバー
攻撃経路 ネット経由 ネット経由
被害規模 全生徒 全生徒
必要な対策 企業水準 企業水準

👉 同じです。完全に。


💰 なぜ結局「35,000円以上」になるのか(再確認)

  • オンラインか通塾かは関係ない

  • 守るべき情報の量は同じ

  • 必要なセキュリティ水準も同じ

だから、

ちゃんと守ろうとすると、
月謝35,000円以上になる

これは
教育の価格ではなく、責任の価格です。


🧠 本当に見るべき質問(保護者向け)

✔「オンラインですか?通塾ですか?」
❌ 重要ではありません

✔「個人情報は、どう守っていますか?」
✅ これが本質です


🌱 まとめ(核心)

  • 通塾だから安全、ということはない

  • 情報は必ず「塾のPC」に集まる

  • そこが狙われたら、形態は関係ない

  • オンラインでも通塾でも、リスクは同じ

そして、

安すぎる塾は、
オンラインでも通塾でも、
守れない可能性が高い

これは不安を煽る話ではなく、
構造上の事実です。

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